私はアサド政権が化学兵器を使用したのは間違いないと思うし、この政権は倒されるべきだと思う。
また米国政府も政権打倒ではないと言いつつも、実のところは不運にもこれから発射するミサイルがアサド大統領を直撃することを期待しているのではないかと思っている。
しかし、そんなシリア情勢に関して、私はある違和感を持っている。
それは化学兵器使用反対の世論の喚起がまったくと言って良いほどされていない点に関してだ。
ニュースで流れる映像からは、ほとんどその悲惨さが伝わらないのであります。
英、シリア武力行使不参加へ…議会が動議案否決
読売新聞 8月30日(金)7時36分配信
【ロンドン=佐藤昌宏】英下院は29日夜、本会議で、シリアでの化学兵器使用に対する「強力な措置」の必要性について議会の同意を求める政府の動議案を反対多数で否決した。
キャメロン首相は否決後、「議会の決定に従う」と述べ、英国がシリア・アサド政権に対する武力行使には参加しない方針を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130830-00000268-yom-int
私はオバマ大統領、及び日本の安倍総理に言いたい。
シリア・アサド攻撃及びその支持は、ちょっと待ったほうが良い。
化学兵器の使用を国連調査で明らかにした後に、再度アサド政権打倒の国際世論の喚起を行ったほうが良い。
このままで典型的な、梯子を外れるパターンです。
米国内の反オバマ政権の人口は、国家の人口の半分を占めていることを忘れてはいけない。
様々な勢力がオバマ政権の失敗を今か今かと待っている、そんな気配を私は感じるのであります。
つまり、反化学兵器使用の世論の起こらないように、情報操作がされておりますよ。
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