今年の日本企業は、格闘技に例えて言うならば、念入りに周到された相手の奇襲的な足払いと顔面への蹴りを見事に食らってしまった一年だったと思います。
本人からすれば、相手の悪質な攻撃に対して、怒りのクロスカウンターを狙いたくなるところでありますが、それは下策であると私は断言致しましょう。
なぜならパンチと言うものは、十分な態勢で食らわさねければ、威力は予想外に弱いものになってしまうからであります。
相手の悪質な攻撃ですてんと尻餅をついた後にすべきことは、何事もなかったかのようにすみやかに起き上がり、再度間をとってフットワーク軽くファイティングポーズをとることであります。
もちろん相手はこちらを叩きのめすために、周到な準備をしているのですから、最悪あと2発は食らう覚悟がなければなりません。
しかしどんな不運も3度までございます。
積極的にジャブを打ち込むことを忘れなければ、次第に自力の差は出てくるものでございます。
相手の攻撃も4度目には、ツキに見放された空振りと終わるものです。
その時には、怒りの連打をどこまでも打ち込むべきであります。
勝負をこの一瞬で決めるべく、どんな攻撃も相手にせず、息を止めただひたすら殴り続けるのでございます。
終わってみれば1ラウンドKO。
3分間の我慢だったなと、周りの人は笑って祝福してくれることでしょう(笑)
では良いお年を。
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